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バリチューパート練

2010-02-23
今日はバリチューのチューバパート練習なんてものをしてみました。

パート練といってもチューバ2人だけなんですが・・・。



パート練なつかしい!!

昔は良くやったなあ。

特に静大のロメジュリの時のパート練はホントに楽しかった。

なんであんな楽しかったんだろうってくらい。


高3の時のパート練の時も楽しかった。
ホントに「アツイ」パート練だった。

ぼくが一番「吹奏楽」に燃えてた時期だったからな。




良く思うのだけど、楽器がうまくなればうまくなるほど、初めの頃の楽器に対する情熱、必死さが失われていってるような気がする。
初めの頃はもう好きで好きでたまらなくて、一秒でも長く楽器を吹いていたいと思ってたな。
授業中も、その日やる合奏の曲とか、分奏の練習内容とか、ポップスステージの演出なんかばっかり考えてたり。
部活やるために部活行ってたもんな。

僕の高校はそんなにコンクール強い高校ではなくて、でもそれでも何とかして金賞とろうと必死に考えてたな。
友達とあーでもないこーでもないと話し合ったり、スコア読み合ったり、他校の見学に行ったり・・・。

土日のお昼休みとかホントに楽しくて仕方がなかった。

部活終わったあとの帰り道とか。。



今のほうが当然、音楽の本質的な面白さをずーっと知っていると思うんだけど、なんかあの頃のみずみずしい気持ちには一生なれないんじゃないかとも思う。



たとえば家でお母さんが買ってくるマグロの刺身がとっても美味しくて好きだったのに、ちょっと大きくなって、寿司屋で食べる高級マグロの味を知った途端、スーパーの安いマグロが食べれなくなるってことは、誰にでもあると思う。

安物のマグロも食べてて幸せなのに、ほんとはその美味しさは「嘘」だったのか・・・。


「いいもの」、その世界の頂点を見ることが、本当に幸せなことなのか、わからなくなる。



中田英寿がセリエAに行った時、ある評論家は「行かないほうがいい」と言った。

それは中田がヨーロッパで成功しないからではなく、行ってその様子が日本で放映されることにより、日本人がホンモノを知ってしまい、日本のプロサッカーの人気がなくなることを懸念してだったそうだ。


開幕当初のJリーグは本当に人気で、テレビでも毎晩のように放映していた。
でも今は・・・


日本のプロリーグだけを知っていたほうがよかったのか、世界一のプロリーグを知ったほうが良かったのか。




音大に入って、音楽の深くまで潜って、ある意味汚い部分も見えて。

それが本当に良かったことなのか。


「楽器はアマチュアでやってるのが一番楽しいよ」

あの頃良く聞いたけど理解できなかった言葉が今は良く分かる。





だけど、今の方がいろんな音楽の良さを知っているのも確かだし。。。
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Comment

「高3のパート練」のアツさは、見学に来た新入生が、「チューバパートの二人(♂×♂)はデキているんじゃないか」と思うほどでしたね。

幸せの定義って、変わってしまうもんですよね。でも、そういうもんですよね…。う~ん、深い。。。
  • 2010-02-23│23:24 |
  • うめ URL│
  • [edit]
本場と言われるイタリアでスパゲティを喰って「たしかに不味くはないけど・・・」
日本で食べるヤツの方が好みだった。絶妙な「繊細さ」みたいなところに出る「国民性」が口に合うのかな~
そういうこともある。
「これが美味しいと思えない俺はオカシイのか?」とは別に思わなかった。
「舌が肥える」「耳が肥える」ってただ「多くの事を知る」ではなくて「それぞれの良さを見極められる」だと思うんな。
「こういう料理にはスーパーのまぐろで充分」とか。
「むしろ、その方が良い!高級まぐろではこの味は出せない」って上手に使うとか。
多くの事を知るとか「世界を広げる」って大切。
ただ、そこで「良し・悪し」の価値基準が他人が決めたものだったら、ただブクブク肥えただけなんじゃない?
  • 2010-02-24│04:07 |
  • 鬼頭 URL│
  • [edit]
>うめ
懐かしいなあーナツイナツイ。
あんときはチューバパートに一人でもたくさん興味持ってもらおうといろいろ頑張ってたからなあ。

>鬼頭さん
ああそうですねー。「良さを見極められる」って考え方はその通りですね。確かに高いがすばらしいとは単純になりませんもんね。他人が決めた価値基準、たしかにそうですね。それに縛られてんのかな。僕は。
自分の価値基準がまだ未熟で自信がないから、与えられた価値基準を当てにしてしまう。

だけど、この前も小学生の演奏に感動したように、ただ単に旨いってだけならプロの演奏聞いたほうがまし。だけどあのときの子どもたちの演奏は違う感動を与えてくれたもんな。
うーん。
  • 2010-02-26│01:02 |
  • これきよ URL│
  • [edit]
パットメセニーのことばで、ハッとしたんですけど。
「その場でできる最高のこと」をする。
楽器一本でも、どんな人と演奏していてもその場を作れたらそれは「いいもの」だと思います。
でも、インタビューから彼も迷っているところもある感じでした。パットメセニーでさえも!

先輩のやっていることは自信を持ってください。
僕は良いものは良いって心から言えるだけで幸せだと思いますけど。
  • 2010-02-26│01:27 |
  • くろだ URL│
  • [edit]
「楽器はアマチュアでやってるのが一番楽しいよ」

この言葉、オイラが「音大行きたい」って親に言った時に母親に全く同じ事を言われたなぁ。。。

オイラもその意味が30過ぎてからやっと理解できてきたんだけどね。

でも逆に考えれば、それをわかった上で(初心を忘れることなく)やっていければいいんじゃないかなって思ったのが3~4年前。

いまだ正解かどうかはわからないけどね(笑)

「お仕事」だけはしたくないと思ってまする(^。^)y-.。o○
  • 2010-02-26│23:55 |
  • たんたん URL
  • [edit]
私も、同じようなことを考えたことがありました。

でも、趣味ではなく、いちプロのプレイヤーとしてしか味わえない感動が沢山あるなと今では感じています。
この仕事をしていなければ出会えなかった人たちも沢山いますしね。

今は、音楽を通して自分が楽しむことより、音楽をきいてくれたお客さんがどれだけ楽しんでくれたかにワクワクするようになりました!!

色々がんばりましょうねー♪



  • 2010-03-02│07:30 |
  • miki URL│
  • [edit]
>くろだ
そうね。「一流」の人でも、迷いはあるんだよねー。誰にでも。

>たんたんさん
そうですね!初心忘るべからずですね。。
にしても「アマチュアが一番」ってほんとみんな言われるんですね~。

>miki
たしかに今しか味わえない感動もあるね。。
かんばりましょう!!
  • 2010-03-25│07:35 |
  • これきよ URL│
  • [edit]

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プロフィール

是清

Author:是清
1983年静岡県生まれ。
高校のときにTubaに出会う。それまでほぼクラシックしか聞かない少年が、大学時代「鬼頭哲ブラスバンド」に参加したのをきっかけにクラシック以外のバンドにはまる。
2009年には憧れだった「渋さ知らズ」にも2回だけ参加。その他にもさまざまなアーティストと共演。
現在は愛知を中心にバンドなどで吹いてます。
主な参加バンド→「鬼頭哲ブラスバンド」、「東海道スモッグブラス」、「風マカセ」、「風の音」
「Singbeats-Driver」、「カタブラ」というリーダーバンドもやってます。

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