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アンコールについて考える

2008-11-27
よくアンコールってするじゃないですか。
あれって本来は、あまりのいい演奏に拍手が鳴り止まず、何回も出てきて拍手に応え、それでも鳴り止まないからじゃあってことでもう一曲やるんだと思うんですよ。
もともとは用意もしてない曲をやったりしたんだと思うし。

でも、今の演奏会ってほぼアンコールをあるものとして、プログラム考えてますよね。
お客さんもお客さんで、プレイヤーが掃けた瞬間、あの、「パチ、パチ、」ていうみんなでそろった拍手をする。
今日見に行ったライブもそうで、結局アンコール3曲したんですよ。
で、それまでと同じテンション、ノリで。

これって別にアンコールとしてやる必要ないじゃん。って思ったわけです。

どうせだったら、もう本プロのなかで全部やりきって、でアンコールきた時にどうするか考えるとかの方がなんかアンコールらしくていいと思うんだけどなー。
まあ完全にそうするのは難しいとしても。


結局アンコールを求めるのって客の「お得感」だと思うのです。


指揮者の故・岩城宏之が著書の中で言ってました。
かなりうろ覚えなんですが・・・

ヨーロッパでウィーンフィルのベートーヴェンのシンフォニーを聴いたときのこと。
あまりにもすごい演奏で、拍手が鳴り止まなかった。
そこでアンコールとしてシュトラウスの「ドナウ川の流れ」が演奏し始めると、観客の半分以上が帰ってしまった。
帰ってしまった友人に聞いてみると、「ベートーヴェンの感動の余韻浸っている時に、他の曲は聴きたくない。」と言ったそうな。
それを聞いた岩城宏之は「同じ料金でたくさんの曲をただ聴きたいだけの日本人とは、200年の文化の差があるな。」と思ったそうだ。

まさにその通りだな。

アンコールの意義って難しいよな。

ちなみにwikipediaでは、

クラシック音楽のコンサート、リサイタルにおけるアンコールはほとんどの場合、プログラムに載った正規の演目がすべて終了した後に行われる。ただし、オーケストラのコンサートの前半で独奏者を招いての協奏曲を組んだ場合、途中休憩前に独奏者単独でのアンコール曲が演奏されることも良くある。

演奏家や声楽家が通常アンコールを行う場合、再登場をねだる聴衆のスタンディング・オベーションや拍手喝采(時には拍手が揃うこともあり、それが習慣となっている都市や演奏会場もある)を合図とし、聴衆の好意的な反応に感謝して、アンコールの曲目を披露する。拍手がいつまでも続くような場合に、思いがけずアンコールの曲目が増えて、演奏時間が長引くというケースも起こりうる。

アンコールは、レパートリーの中から、人口に膾炙した小曲(いわゆる通俗名曲)になることが普通だが、当日のプログラムを繰り返したり、あまり有名ではないが印象深い作品がとり上げられることもある。ピアニストやヴァイオリニストは、自分や他人が編曲した作品(原曲が歌曲だったりポピュラー音楽だったりすることも間々ある)を好む。

アンコールの前に、演奏する曲目を聴衆に向かって語りかける演奏家もいるが、演奏会場の空間やエコー、マイク、空調などの理由で、演奏家の声が聴衆に広く行き渡らない場合もしばしばである。このため、演奏会場によっては気を利かせ、演奏終了後にアンコール曲目を掲示することも行われる。

独奏者・独唱者やオーケストラなどのアンサンブルは、アンコール曲目を早く大きく正確に演奏することで、技術的な能力を誇示することがある。あるいは拍手の波が引くように、ゆっくりと静かに、余韻を残して演奏することもある。決まりきった行事に定番のアンコール曲目が習慣づいている場合もある(たとえば、ウィーンのニューイヤー・コンサートにおける《ラデツキー行進曲》や《美しく青きドナウ》。両曲ともプログラムには記載されないが、伝統的に毎年演奏されている)。演奏家が同時に偉大な作曲家でもある場合、自作自演をするまでアンコールを求める拍手が繰り返されることもある(たとえばラフマニノフの《前奏曲 嬰ハ短調》作品3-2)。


ほおー。けっこうアンコールの意義、定義付けっていろいろあるんだなー。
おもしろい。

ちなみに、


ロックやポップスの場合、ミュージシャンがアンコールをいわば第2部のように扱うケースも見受けられる(たとえばボブ・マーリーとザ・ウェイラーズによる、1979年と1980年のコンサート)。もっとも、事前に発表されたプログラムに基づいてコンサートを行うという習慣はクラシック音楽におけるほどは確立していないので、「アンコール曲」と「第2部」の区別は必ずしも明確ではないこともある。コンセプト・アルバムに「アンコール」に相当する楽曲を好んで配置するアーティストも見受けられる。

うーん、こういう第2部としての定義付けだったらはっきりしてていいね。




まあとりあえず、アンコールをどうするかが結構その演奏会、ライブの印象を左右してしまうから、かなり慎重にしないとな。
やるにせよ、やらないにせよ。

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プロフィール

是清

Author:是清
1983年静岡県生まれ。
高校のときにTubaに出会う。それまでほぼクラシックしか聞かない少年が、大学時代「鬼頭哲ブラスバンド」に参加したのをきっかけにクラシック以外のバンドにはまる。
2009年には憧れだった「渋さ知らズ」にも2回だけ参加。その他にもさまざまなアーティストと共演。
現在は愛知を中心にバンドなどで吹いてます。
主な参加バンド→「鬼頭哲ブラスバンド」、「東海道スモッグブラス」、「風マカセ」、「風の音」
「Singbeats-Driver」、「カタブラ」というリーダーバンドもやってます。

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